隣の沼は深い

ひたすらに語るよ

【レビュー】A&ultima SP1000SS+SP1000AMP 最強パワー系DAP

衝動に身をまかせる

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SP1000(とAMP)について

IRIVERから2017年にリリースされた当時フラグシップのモデルです。去年7月にSP2000が発売されて生産終了になりましたが、同時にオプションユニットのSP1000AMPが追加で発売されて強化されました。SP1000にはステンレスと銅の2モデルがありますが、今回導入したのはステンレスです。

 

いいところ

SP1000AMP合体状態での感想です。

低域の押しと張り

とにかく低域の圧がすごいです。ベースバスドラが主役の音楽だとそれはもうテンションの上がる音が出ます。単体では出ない音なので、アンプユニットの超パワーの為せる業だと思います。

 

音の立ち上がり・立ち下がりのスピード感

ハイハットの刻みにしろ、バスドラのアタックにしろ、ガッと鳴ってスッと消えます。ひとつひとつの音の分かれ方がすごいので解像感の高さにもつながってます。

 

わるいところ

めちゃめちゃ重い

それぞれ単体で386g(SP1000SS)と200g(SP1000AMP)、合体で600gが見えるとかいう超重量です。足の上に落としたら骨が粉々になりそう

 

AK380AMPと比較して

AK380ではフラット目なところにイヤホンの個性をちょっと追加してたような感じでしたが、SP1000で聴くと個性の出方がより顕著になります。例えば、VE6XCでは高域をちょっと減らす代わりに低域の押しがさらに強くなってゴリゴリ感が強くなったり、MH334SRでは全体フラットから中域のはっきり感が強化されてボーカルの滑らかさが増したりといった感じです。結果、AK380ではちょっと微妙かなと思って防湿ボックスの番をしてたイヤホンがバリバリに覚醒してかなり好きな音になってくれてたりしました。

 

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サイズ感はこんな感じ(左: SP1000 右: AK380)です。でけえ

 

おわりに

プレイヤーはAK380で終点だと言いましたがあれは嘘でした。ELYSIUMのケーブル選定のときについでに聴いた中にはSP1000SSはいなかったので、1年前にVE6XCをオーダーしたときに聴いた記憶とネットの海のレビューをいくつか参考にしてぶちかましました。結果的にAK380と使い分けができるつよつよ性能だったので何も問題はないし大満足です。

最近散財がひどい気がするので今度こそ我慢します。耐えるぞ