【レビュー】アキバeイヤに行ってきましたの巻
最強の1日を味わってきた話
概要
先日の記事で言ってた通りアキバに行ってきたので、もろもろのレビューを一言二言書いていきます。
試聴環境
- カスタムIEM・イヤホン: DP-CMX1 + Q5
- DAP: MH334(メイン)、Andromeda、SE846(たまに)
- ケーブル: MH334、Andromeda
カスタムIEM
カスタムはほぼ写真がないです(時間と携帯の電池がなかった)
FitEar / MH335DWSR
こいつこんな低域強化されてたっけ???ってなってしまいました。MH334と比較しながらの試聴だったので、中高域の潰れ方が大変なことになってたり、そのせいか解像度がめちゃくちゃ低く感じたり、一転候補から外れる感じです。
FitEar / EST
ボーカルの出が良いと言われてる機種で、噂に違わずなめらかな音で非常に良きです。ただ少し低域がなさすぎるかなと感じました。カスタム化で多少はましになるとは思うのですが、どうなんでしょう。
FitEar / MH334SR
ESTの評価を落とし気味にした元凶です。MH334から解像度と高域を大幅に伸ばし、元からそこそこあった低域は据え置きでちょっと完璧超人レベルです。MH334のアップグレードサービスで今持ってるやつをSR化できるので、今度依頼することにします。
EMPIRE EARS / Legend X
低域マシマシ、音場マシマシ、解像度そこそこ、迫力満点みたいな聞いてて楽しい感じです。非カスタムモデルもあるのですが、試聴機のフィット感がかなりよく、インプレ採取面倒だし納期長いし買うなら非カスタムモデルの方かなと思ってます。
VISION EARS / VE6 Xcontrol
スイッチングでX1とX2を切り替えるというコンセプトはいいかなと思うのですが、片方が割と好きでもう片方があんまり好きじゃないみたいなときはどっちか固定運用になっちゃってもったいないなって感じですね。私はバランス型のX2はちょっと物足りない感があってあまり合いませんでしたが、中低域強化のX1の方は解像度や高域のカッチリ感が結構良さげだったので、単体バージョンは一考の価値ありです。いつか買うと思います。
UE LIVEは試聴機が全くフィットせずろくに聞けなかったのでパス、qdcは時間がなかったのでパスです。残念。
イヤホン
Unique Melody / Maverick II Re;
これすき!!!!最高!!!!って感じです。金があったらその場即決IYHしてました。ボーカルがくっきりはっきり、楽器も高域低域共に解像度高めでしっかり出して、めちゃ良いです。ただ、付属ケーブルの弾力がバネの如きで、Beat Audioと共同開発の専用ケーブルとかいうやべーもんなのにもったいないなという感じです。ケーブルの取り回し以外文句つけることないので、こいつは絶対買います。
AKG / N5005
全体的に解像度高め、低域もかなりしっかり出てて結構好きです。ノズルフィルタの入れ替えで音が変わるSE846みたいな機能もあるので、いい感じに楽しめそうで良いです。筐体形状的に装着感がイヤーピースの選択で大きく変わる感じなので、そこだけ不安です。
Etymotic Reserch / ER4シリーズ
写真ちょっとずれてます。許して。ER4SR・XR共に解像度・分離感が高く、全域のバランスがめちゃくちゃ良く、かなり好きです。XRのほうが若干低域強めのチューニングになっており、私はこっちのほうが好きです。耳掛け装着不可なのが唯一不満ですが、サブ機にはちょうどいい感じですね。いつか買います。
final / E1000
格安枠その1です。思ったより中高域がボヤつかず出ており、割と好きです。しかし、finalのイヤホンの例に漏れずめちゃくちゃ鳴らしにくいので、スマホ直挿しとかだと音量が足りないかもです。
intime / 碧 -Light
格安枠その2です。弱ドンシャリですが高域が刺さるようなことはなく、低域もしっかり沈んでくれます。鳴らしやすさも十分なので、沼じゃない人に勧めるにはちょうどいいと思います。誰かに投げつけようかな。
XELENTO REMOTEとATLASはうまいこと耳に入らずまともに聞けなかったのでパスです。惜しい。
DAP
IRIVER / A&futura SE100
写真の右側の銀のほうがSE100です。解像度いい感じ、モニター的な鳴らし方で結構良いかなとは思うのですが、筐体が結構でかいのと、DP-CMX1とQ5の組み合わせに対してあまり優位を感じられないかなとなりました。
IRIVER / A&ultima SP1000M
上写真の左側の青いほうがSP1000Mです。本家SP1000はでかい・重い・高いの三拍子ゆえ割と眼中にない感じで試聴しました。超解像度でフラット目に鳴らしてくれるのでかなり良いです。筐体サイズもちょうどいいので、もうちょい安くなったら欲しいかなと思ってます。
Cayin / N8
真空管アンプ搭載のポータブルプレイヤーとかいうわけのわからない存在です。性能はめちゃくちゃ高く、音の情報量が半端ないぐらい多いです。ただ、めちゃくちゃでかい、重いで実質据え置きプレイヤーでしょみたいに考えてます。
iBasso Audio / DX200
評判通り、音に関してはかなりいい感じで、解像度高めかつ情報量そこそこで値段に対しての性能では文句つけることないです。その代償(?)か、UIの日本語が結構怪しいとこあるので、使っててどんな感じかは割と微妙です。
IRIVER / AK380MT + AMP (中古)
生産終了品ゆえ中古在庫のケースから出してもらっての試聴です。評判に違わず、直挿し時点でこいつやべえと思わせる音です。かなり高解像度・高分離感、情報量も多く、流石旧フラグシップモデルというか。
専用アンプユニットと合体すると上の写真になります。合体後は若干低域が強まり、解像度は更に上がってまあ化物みたいな性能ですね。大きさと重さがちょうど上で紹介したN8ぐらいになっちゃうので、家で使うならAMP装備、外で使うなら本体のみみたいな使い方がよさそうです。中古しかないのが不安要素ですが、こいつも絶対買うリスト入りです。
ケーブル
Luminox Audio / Reflection 3.5mm - FitEar
一番右のやつがReflectionです。若干低域を強めにしつつ、解像度の底上げができて他の2種に比べて良い感じでかなり好きです。とても柔らかく、取り回しも楽なのでFitEar純正ケーブルからの差し替えにはピッタリかなと思います。今日買おうと思ってたのですが、在庫がなかったので後日絶対買います。
Day for NightとBooster Blueはまあそこそこぐらいだったので割愛。
ALO Audio / Pure Silver Litz IEM Cable MMCX - 3.5mm
ATLASの付属ケーブルになってるこいつですが、純銀線で高域と解像度が上がる傾向ということでAndromedaとの相性があまりにもピッタリでした。高域のキラキラ感が更に増し、もう最高です。絶対買うリストに追加です。
Hadalはコネクタが合う試聴機がなかったのでパスです。無念。
おわりに
なんだかんだリストのやつほぼ聞けたし聞けたやつ全部レビュー書きましたね。えらい
カスタムどれ作ろうか決めるのがメインの旅だったと思ってたのですが、最終的にMaverick II Re;とAK380AMPセットとReflectionとPure Silver絶対買ってやるしVE6X1とER4XRいつか買ってやるになってましたね。沼が更に深くなります。ボーナスは吹き飛ばしてナンボですよね。