【レビュー】qdc Neptune シングルBAの秀才
日月火水木金金で定時は21時の生活があと2週間続くらしい
Neptuneのざっくり解説
Neptuneは、qdc製のイヤホンです。中国のブランドで、日本ではあまり有名ではないですが、本国ではカスタムIEMのトップシェアだとか。Neptuneは通常は海王星の名のごとく水色の筐体ですが、色違いの黒バージョンが存在します。私のがそれです。ドライバ構成はBA1基(FullRange*1/1way)です。
使用環境
・プレイヤー: DP-CMX1
・イヤーピース: final Eタイプ Lサイズ
・リケーブル: NOBUNAGA labs / 白虎 qdc-2.5mm
いいところ
中高域の綺麗さ
シングルBAとは思えないような綺麗な中高域を鳴らしてくれます。解像度も十分高く、ボーカルだけ見れば高級機とも勝負できるんじゃなかろうかと思ってます。
装着感の良さ
カスタムIEMの製造で集めた膨大な耳型のデータをもとに、万人の耳に収まりやすい形状が作られています。3時間ぐらいは余裕で付けていられる装着感があります。
わるいところ
低域の弱さ
BA型の弱点がモロに出てます。かなり低域が弱く、曲によってはスカスカと感じることすらあります。
リケーブルの選択肢が極端に少ない
コネクタ形状が特殊で、一般的なカスタム2pinと違いイヤホン側の端子が出っ張ってケーブル側がへこんでいる形になっています。このコネクタのケーブルを出しているメーカーはかなり数が少なく、選択肢がほぼないような状態です。
おすすめの音楽とか
低域強めなロック以外は平均的に満足できます。装着感を活かして長時間の作業のお供にするとちょうどいい感じです。
おわりに
とある事情で2年前ぐらいから欲しいけど手は出せない状態だったのですが、色違いのかっこよさに惹かれてあっさり手を伸ばしてしまいました。初めて買うミドルエンド帯でひとつおすすめするならこれだと思ってます。某友人がかなり気に入ってたので、早く入手して沼に落ちてほしいですね。
// 次回の記事は1週間後の予定です